<♪> 乾いた音を立て 走る中央線は でこぼこの地平線 横目に 沈む日を追いかけた 灯り出すあかり 街中を染める 明日も描けない僕を取り残して あなたにただ褒めてもらいたくて その手で照らしてもらいたくて その瞬間は どんな夜でも 越えられる気がするから 駅ビルのいくつもの光より 一つの着信ランプでいい 誰に見えなくても構わない あなたが気づいていれば <♪> うつむいたままで 人ごみに混じる 前 後ろ 斜め 両隣の人 どの物語にも 僕はいないけど あなたの日々では 活躍してたくて あなたにただ褒めてもらいたくて その指で触れてもらいたくて その瞬間が どんな朝でも 背中押してくれるから 鳴り止まぬパレードを歩くより あなたの拍手を浴びていたい 何かになれる気がするんだよ あなたがそばにいるなら <♪>