「このままじゃやだ」 「どうすればいいの」 そんな言葉を 僕らは ただ繰り返していたね 手を伸ばしても もう届かない どんなときでも 近くに 君はいたのに 目の前に 腕の中に いつもの笑顔で 「おかえり」って言う君が まだ すぐそばにいるようさ 留守電になるたび ふたりで吹き込んだまま 聞き慣れた声が流れてくるから いつしか風は 頬に冷たいけど 街に映った夕陽は ふたり見上げた空と 同じ色してる 遠回りしながら 歩いた帰り道 Mm… 手と手をつなぎながら ふざけ合って語った僕たちなりの 未来に 君は何を描いてたの ふたりで聴いたラブソングが 街に流れてる 恋人達は 行き交い 僕はひとりきりで 取り残されて あの日気づかなかった涙の理由が今 ふと 胸をしめつけるのさ バカだね ホントなら 意地なんて張らずに ただ 受け止められたはずさ 時を巻き戻して もう一度叶うものなら 強く抱きしめたいよ ひとつだけでいいんだ 僕の心の中には 君だけが あふれてること 伝えたい 今でも このままじゃやだ 時が過ぎても 君との日々を 僕には 想い出になんて まだ出来ないよ