飾るものさえ 無い店で 何も言わずに うつむいて 知らずにグラスが 空になる おまえがここに いてほしい 吹きっさらしの 街角で 誰かに甘え 泣くんだろ あんな別れをした ままの おまえがここに いてほしい ひとりの夜が 怖いほど 寒くて寂しい 時もある 足りないものに 気づいたよ おまえがここに いてほしい ありきたりの 話でも お前の声が 聞きたくて 男と女 悪いのは・・・ おまえがここに いてほしい 夜明けの雨は 土砂降りで 帰り道へと みな急ぐ 家路にはぐれた 俺がいる おまえがここに いてほしい 飾るものさえない 店も もしもおまえが いるのなら 心のすきまの 風も止む おまえがここに いるのなら 心のすきまの 風も止む おまえが ここにいるのなら おまえが ここにいてほしい おまえが ここにいてほしい