ああ、また見つけた午前七時三丁目 そこで見たのは汚いシャツを羽織る者 色鮮やかに並んだ十二種類の缶コーヒーを 選ぶふりしてその場に伏せた ついでに何かゴソゴソと 昔のままの姿を探してる 言わないで ここを去った後に 騒ぎ立てた富達の言葉を 今あなたの隣で笑えたら そんなことすらも忘れてしまいそう カラスが横切った夜に隣の人がこう言ってた うるさいな わかってる 黙ってて こんな時代は大人のせい 君の背中にそう映ってる 「僕のこと忘れないでね」 行かないでここを去った夜に 最後に聞いた君のあの声を 今あなたの隣にいられたら こんな事にはもうならなかったでしょ? ただあなたの肩を抱いていられたら…