窓を開けて 吸い込んだ金木犀の香り 優しい風は 白いレースカーテンを揺らさない 君は一番星なんかじゃない 店先に並んだ花でもない 一番星にはなれない いつか流れ星 叶わないなら なんにも要らない それがなんだか切ない 今日はなんだか切ない 香り 雨のカーテン 気づかれないように そっと閉じたの ほんの少しの隙間から お月様の手が伸びる 届かないで 何もなくなった部屋で 目を瞑り それでも 一番になりたいと 願ってしまうのは 空にあなたが輝いているから 君は一番星なんかじゃない 店先に並んだ花でもない 一番星にはなれない いつか流れ星 花びら千切ったらもう戻せない カサブタ巡って右往左往 私一番星なんかじゃない 店先に並んだ花でもない 一番星にはなれないの いつも流れ星 叶わないなら なんにも要らない それもなんだか眩しい それがなんだか眩しい 二人 手を繋いで踊りたい 傘があっても雨宿りしよう