通り雨って思っていたけれど 降り止まないままで響いてく 遠くなってしまうようで 差せないんだ 傘を叩く音で声を 途切れさせたくないから 「もう行かなきゃ」そんな言葉が はしゃぎあってた 駅のホームに落ちて 「じゃあ、またな」と いつもの返事さえ 意味が変わってく時間に気づいたよ 「さよなら」 互いを引き止めてしまうより 選んだ道を見送るほうがいい この傘を開いてしまったら 頬を伝う懐かしい日が 片道切符滲ませる なぁ、いつから夢を語り合うことに 痛みを覚えていただろう 今日という日が 過-よ-ぎったその時に 雨が降ること、なぜだか知ってたよ 「さよなら」 約束はしないと決めたのは 叶えること互いに願うから 離れるって思いもしなかった あの笑顔を嘘になんて したくはなかったから 誰にも時間は戻せない そんなことも 気づけない昨日に 「さよなら」 せきたてているように降る雨に 濡れたままで 二人立ち尽くす この傘を咲かせてしまったら それぞれ違う明日へ向かう 片道切符滲むから
