今始めるお絵描き 躓いたけどこの手は止めない ビートはキャンパス、 感情が溶けた詩 乗せて彩るやっぱりこれがいい 胸の痛みなら今も取れない 大事だからこそそっとしけとばいい 穂先鋭く多く求めない 思い出す初めて音に乗れた日 恥じらいもなしに書き出した フレーズ 始まりのときははみ出したフレーム いつのまにか型ハマっちゃって 周りの目線とかたまんないね 子どもが描く俺は顔と脚だけ だけどもらったら涙出る 上手いか下手かって話じゃない 価値を決めるのは中身や愛 自由にもっと自由に 感覚のままに絵を描いていたい 宇宙に登る気球に 乗るよりここで筆を走らせていたい 真っ直ぐな心だけでは真っ直ぐ 描けない線 でも曲げないで 砕けないで 描き続けてみるのさ汗かいて 作品は全部俺だけのもん 配られた白紙、何を落とそう? 隣のやつの絵が上手くても 俺の絵の良さは変わらないよ いろんな色が混ざって 濁って、ごちゃごちゃ言われたって (I don't care) 好きな色を集めてできたそれを誰が 汚いとか言うの? 「何でも描いていい」って 言われたのに何を描くか 浮かばなくなってる君はもう大人 一筆描きのこの夢にまだまだ 色付けたい なら誕生日 ケーキの蝋燭に火をつけな それが消える日までは逃げないよ 君の筆は 憂鬱なブルーを孤独のブラックが 藍(愛)に変えるように この絵を描き終わるときにもっと 自分を好きでいられるように 上がってこう その前に笑っていよう 失敗した何遍も その度、生まれたグラデーション 俺は俺にしかなれない だからこの絵は俺しか描けない それでいいんだね それでいい 答えなんか持たなくていい やるときはガチ ye 拙さも味 ye たまに飽き飽き でもまだやめられない ye 雨の降る街 ye 虹を描き足し ye パレットの上に差す光