白い息が 行き交う この街で 咲いている あの花はなんだろ 何処と無く私に似ている気がしてさ 憂鬱な気持ちになるの また君と離れる時間だ 帰したくないとか 帰りたくないなんて言葉を紡いだ 頃が 懐かしいなんて思っちまった 今は普段聴かない失恋 ソングってやつを 薄型電子箱から流し聴いてる なぁ こんなにも 心に染みる歌ってあるんだな いつもの夜が長く感じてるのは 隣にね 抱き締めてくれる人が居ないから いつもの夜をあと何度重ねたら もう この涙は溢れてこないかな いつからか二人は喧嘩ばっか その頃からみえてたんだ結果 初めての喧嘩はケンタの前 二人見るカーネルは サンタ帽を被ってたっけ そうかあの日も今日と同じ 寒空の下恋人同士が 互いに愛を確かめ合ってたっけ 今年の僕には君がいないな いつもの道が長く感じてるのは 隣にね 笑い合える人がいないから いつもの道を1人で歩いていて いま 初めて寂しいと感じました なぁ 心に空いた穴を 埋められるのは君の他にいるの? もう なんだよこんな問いを 誰に投げ掛けているのだろう 健気に咲く寒菊の様に私はなれ ないよ 二人歩いた 帰り道の高架下 今ではもう 雑踏に紛れて声が聞こえない 二人笑った あの日にはもう戻れない なぜ こんな風に なっちゃうんだろう いつもの夜が長く感じてるのは 隣にね 抱き締めてくれる人が居ないから いつもの夜をあと何度重ねたら もう この涙は溢れてこないかな 二人の声だけが 寒空に消えていく