忘れてしまったんだ無敵の純情 小さな世界で悴んだ指先 紫色に例えれば 赤と青は美しく混ざり合うのに 異なること 求めるだけのソサイエティ 囁き声は棘を持って犇めく ある日の夜に出会ったのは踊り子 周りの視線は気にしないんだねって 心に呟いたのは 何かに怯えてる正当な弱さ 澄み渡っていた儚い幼なさ 迸る青い衝動が泡のように 音も無くわずかに残る今弾けるのさ 言葉に出来なかったあの日から 気がついてしまったんだ溢れた残響 小さな世界で諦めきれずに 捨てきれないあの日の 青い願いは静かに 冷たい波の上流れに 色褪せてしまった 踊り子に虜になって また思い出してるのは 今になって痛みだした衝動 言葉よりも先に諦めが押し寄せる 変わり映えない退屈に慣れていく いくつも並べられていた選択肢が また一つ一つ夢に溶けていく 澄み渡っていた 幼い記憶に縋るように 迸る青い衝動が泡のように 音も無くわずかに残る今弾けるのさ 言葉に出来なかったあの日から