亡くしものばかりの夜に 朝だなんてどうせ来ないと それでも空を仰いだ 何も見えないや 走った 走った 何もかもが怖くて 嘆いた 誰も聞こえぬ声で 走った 走った 理屈なんてなくったってさ 信じたい 明日の夜明けの街を 抱えた荷物はどのぐらい どうせ果てはない 答えなんてない 都合の良い夜も 勘の良い彼奴も 何もここにはないから 切れかけの街灯に 擦り減らした靴底に 願なんてかけても しょうもないだろ 走った 走った 何もかもが怖くて 嘆いた 所詮僕だけの言葉 走った 走った 理屈なんてなくたってさ 信じたい 明日の夜明けの街を 走って 走って 何もかもが怖くて 嘆いてばかりの 夜を越えたくて 走って 走って 何も解りやしなくてさ 叫んだ 言葉も何も出てこなくて 走った 走った 何も解りやしないから 叫んだ 僕の為だけの声で 走った 走った 理屈なんて掻き消すまでさ 信じたい 明日の夜明けの街で 君に会えたらいいなって