まぶたを 閉じれば よみがえり 震えだす 物語は もう過ぎたのに 何も言わずに さまよい続けている 誰も 僕のドアをノックしないんだ 途切れながら 見えていた あの光さえも今は 僕のもとを 立ち去って 海の果て もう見えず 僕だけが この場所を 離れずにいるんだ 街は ゆれながら 明日へと向かうだけ 誰も 僕のドアをノックしないんだ 途切れながら 見えていた あの光さえも今は 僕のもとを 立ち去って 海の果て もう見えず 僕だけが この場所を 離れずにいるんだ 通りから ふく風 遠くの声 夜は 燃えつきて もやの中さ 誰にも言えない 道を 歩いて 僕は 何もよけずに 進んでゆく 夜は 燃えつきて 風の中 街は 揺れながら 明日ヘと向かうだけ 誰も 僕のドアをノックしないんだ