最高傑作ってわかってる だから最後が来るのは 嫌だって思うの 才のない弱気な物書きから 浮かんだ渾身の話 今まで類を見ないくらいの 期待度にない根拠 冴えない弱気な主人公は 生まれ変わった僕みたいで 今まで類を見ない 君を好きになるのさ 愛とアイデアが溢れ出してきた きっと全盛期 いつか有名になるから待ってて 1日1ページ終わってく度 気持ちは低迷していくの 気づいたの 終わりが怖いのさ 最高傑作ってわかってる だから最後が来るのは 嫌だって思うの どうかこのまま序章のまま ペンを置いて 別に俺売れなくていいや 最後の恋と言い切って 良いくらい最高な君だった、だから どうかこのまま理想のまま 僕は一生の確証が ないならいらないさ バットエンド、ハッピーエンド どちらも書き進めるのが辛くなった あんだけ好きだったことが 嫌になるなんて思ってなかった But どんだけ先が見えずとも 諦められる僕じゃなかった あんだけ好きだった君を やすやす忘れる なんてできなかったな 最高傑作ってなんだっけ 終わりが来ればもう 駄作だって思うの 永遠なんてないのはさ 知っているけど 知っているけど 最高傑作じゃなくたっていいよ 最悪な終わりが来たっていいよ そうだこのまま阿呆のままなら まだ君のこと好きでいて良いかい 最後の恋と言い切って 良いくらい最高な君なんだ わかってよ どうかこのまま理想と違っても いっときでも幸せが欲しいのさ