あなただけを見てた あの花が咲く頃 届かぬ想いを育てて束ねた 手放した分だけ いつか笑えるかな あなたがいない春 巡ってく 風の冷たさに身震いして 早く帰りたくなる ジャンクフード テイクアウトして2人で 毛布の中 眠りたい あなたに届けなんて もう思わないのに 記憶だけ裏切るよ 明日になればきっと 大丈夫なんてさ 曇り空が言う あなただけを見てた あの花が咲く頃 届かぬ想いを育てて束ねた 渡しそびれたまま 大人になっていた あなたがいない春 巡ってく 季節外れの花みたいな気持ちを 捨てられずにいたけど センチメンタルに浸るのも 飽きたし 優しい声 聴いてたい あなたじゃない人と 出逢わなければまだ 思い出に閉じこもり 愛され方すら 知らないままだったよ お互い様ね 生きてゆく意味など 変わりゆくものだと 傷が癒えてゆく時間が教える 幸せじゃないふり 出来なくてごめんね あなたの横顔が霞んでく この花びらが蝶の 羽だとしたならば どこか遠いとこに 飛ばしてしまいたい いつかした約束 覚えててごめんね 散る花びらを風が攫ってく あなただけを見てた あの花が咲く頃 届かぬ想いを育てて束ねた 手放した分だけ いつか笑えるかな あなたがいない春 巡ってく