みえる子だぁれ

歌詞

昔昔あるところ 座敷童子になった少女 大人になったその日の夜 死んでしまって生まれてきた 今は昔の話 人は思い出と呼んで 繰り返し夢を見ては 現に忘れ行く 今も過ぎれば昔 人は思い出の中で あの頃の姿のまま 未来(あした)を生きて行く 嗚呼 昔昔あるところ 座敷童子になった少女 大人になったその日の夜 死んでしまって生まれてきた 嗚呼 昔昔あるところ 座敷童子になった少女 今もこどもかも知れないと 思う人だけに見える少女 永い永い年月(とき)を超え 語り継がれる物語は 曾てこの地で唄っていた 名も無き少女の物語 今は昔の話 人は思い出と呼んで 悲しい出来事さえも 夢へと変えて行く 今も過ぎれば昔 人は思い出の場所で あの頃を懐かしんでは 一緒に生きて行く 嗚呼 永い永い年月(とき)を超え 語り継がれる物語は 曾てこの地で唄っていた 名も無き少女の物語 嗚呼 永い永い年月を超え 語り継がれる物語が いつかこの地に生きる人の 夢を咲かせてくれるように 手を繋いで帰ろう かくれんぼは終わり また明日も会える かげおくりの空は 夕焼け小焼け色 トンボの羽の色 数えりゃ聞こえる 「もういいよ」 今は昔の話 人は思い出と呼んで 繰り返し夢を見ては 現に忘れ行く 今も過ぎれば昔 人は思い出の中で あの頃の姿のまま 生きてもいいのかな? 嗚呼 昔昔あるところ 座敷童子になった少女 大人になったその日の夜 死んでしまって生まれてきた 嗚呼 昔昔あるところ 座敷童子になった少女 今もこどもかも知れないと 思う人だけに見える少女