真夜中にふと目が覚めてしまう 苦しいことが顔を覗かす 僕は唇噛みしめたまま 自由になりなさい 楽になりなさい 誰かにそんな風に 言ってもらいたい 空のお国に足をのばして 柔らかな朝陽を感じたい 周りに尋ねても笑って 自由になりなさい 楽になりなさい 誰かにそんな風に 言ってもらいたい 言葉ばかりが回って 何ひとつも答えがない 慌てて削った 指の痛みのように 僕はいつもつまずいて ばかりいるくせに 輝きばかりを求めて 歩いてるくせに ぼんやりと立つ虹の地平で 心の中に見張り立たせて どんな夢に近づけるのか 自由になりなさい 楽になりなさい 誰かにそんな風に 言ってもらいたい 四月になれば花が 咲き乱れるように 僕の春はどこかに 訪れるのだろうか 強く強く抱きしめたい そんな人がいる 生まれたての光を 今日という日々で 僕はいつもつまずいて ばかりいるくせに 輝きばかりを求めて 歩いてるくせに