野の花

歌詞

野の花は何も着飾らずに ありのままでいて美しいのに 僕たちは懸命に着飾ってみても 花よりきれいじゃないのは どうしてなんだろう? 自然と不自然の 狭間で生きて 僕たち考えて話して 働いて食べて 過ごしてゆく 春の雨を浴びて 秋の落ち葉を受け 地に深く根をはり 天に向かって 花を咲かせよう 夏の水は潤し 冬の日は温め 遠くに届くように 綿毛を乗せて 歌を届けよう 明日へと続く道を探して 今日歩いてゆくのは 僕らの定め 生い茂る草をかきわけて 走り回ってる 子供のようさ (無邪気な僕ら) 砂利道の上 大小の石が転がってる (Rolling Stone) つまずかずに踏みしめていける ように注意して 進んでゆこう 春の桜を眺め 秋の紅葉匂い 柔らかな毎日 過ごせるように 花を咲かせよう 夏の銀杏の緑 冬の雪の白さ 感じたままの心で 大きな声で 思いを歌おう 命は食べ物よりも大切で 体は衣服よりも大切だ 空の鳥は種も蒔かず 刈り入れもせず 倉に納めもしない 僕たちは 喧騒の日々 何を思い悩むのだろう? 春の雨を浴びて 秋の落ち葉を受け 地に深く根をはり 美しい百合の 花を咲かせよう 夏の水は潤し 冬の日は温め 遠くに届くように 綿毛を乗せる 風を吹かせよう 春の雨を浴びて 秋の落ち葉を受け 僕たちは僕たちの 自分らしい 花を咲かせよう 夏の水は潤し 冬の日は温め 綿毛が届くように 思いを込めて 歌を歌おう