春の始まる頃 君と植えた閖上桜 まだ寒い潮風が 頬を突き刺すあの頃 君は笑うことも 忘れてしまっていたの? 人知れず涙流す君と 桜も生きたいと叫んでいた みんな戦いながら それぞれの今を生きている 何度でも立ち上がるさ 君のその笑顔が溢れる限り 嵐来ようとも 立ち続ける一本桜 一枚の花弁が 儚く揺れていた 忘れていませんか? 諦めない強い心 見渡せば小さな花たちも 桜と懸命に咲いていた みんな戦いながら それぞれの未来を生きていく 何度でも生まれ変わるさ 君のその笑顔が溢れてくように みんな戦いながら それぞれの未来を生きていく 何度でも生まれ変わるさ 君のその笑顔が溢れる限り 君のその笑顔が溢れる限り