見飽きた着飾ったその凡庸 流行りの中古揃えご満悦 朽ちかけの果実に目もくれず 埋もれて腐り落ちる 数多の音が鳴る海原で 僕こそがノアだと勘違い 意志に反し沈んでく泥舟を 認めたくないと藻掻いてた レプリカ真似して廻る ライフサイクル ただ何も考えずに満たすことだけを 見据えていた 時代は止まることなく遺物を 増やして 埃に塗れていく 邪道を極めた終着点 正攻法に中指を 情緒乱して大嗤い 誰にも浮かばぬアイデアを 正解を吐き捨てていく ありきたりだからダメだとか どうせものさしなんて好き嫌い 何が良いとかこれが悪いとか しょうもないエゴイズム 踊れる音楽を処方します 用法容量はきちんとお守りを 早く耳を塞いで この音でしか踊れなくなる前に イカサマ散りばめて狂気を演じる まだ例外を信じてただ 満たされていた 前例に固執する訳を聞かせてくれ 来世で殴り合おうぜ 邪道を征く者に幸あれ 五月蝿い外野足蹴にした 誰も知らない進み方で 誰も知らぬ景色が見るのさ 邪魔すんな、有象無象 なぜ僕らの間に違いがあるのか なぜ人はそれを間違いと 笑顔で押し付けるのか 評価が全てのこの面倒な世界で 僕が僕でただあるために 必要な道さえも 踏み外した僕は 何処へ向かって行く? じゃあ、 どうすりゃいいか教えてくれ 間違い勘違い気づけない 特別なんてなければな 惨めな僕はまるで 邪道に落ちたつもりだった 異常な希少への求道者 イカれた自分に大嗤い 驕り高ぶる人間様 じゃあもう終わりにしましょうか 平凡に気づいた少年は 結局何一つ変わらない 同じ世界の狢でした はい、そうです、仰るとおり だからどうした まだ、これからだ。