夢の中で会った あの日のままの君の笑顔 何か言いたそうに こっちを向いていた 夢の中であった 午後の向かい風は 歩き始めた僕を見透かすかのように 吹き抜けたんだ 確かめたかった あの夜からずっと さりげなく過ぎていく日々はなぜか わからないまま あの夜交わした君との約束 果たせぬまま 僕らの住むこの世界には きっと誰も知らない場所があって そこから見えるこの街の景色は きっと悲しい色をしてるのだろう 夢から覚めたんだ 夕暮れ空の下 最後に交わした何気ない言葉 胸に刻むんだ あの夜語った あの場所は今も昔のまま 僕の声は もう届かないだろう でもずっと歌い続ける 僕らの住むこの世界には きっと誰も知らない場所があって 僕の声はもう届かないのだろう