咲いた怒りの花 凪いだ心はどこへ 割いた時間は消えて 涙が頬を伝うの 怠惰、無常の音が 私の中から溢れる 蝉が鳴く季節が 僕を蝕んでく 息の根を止めたら、楽なのに 放たれた言葉は 空を切って 意味のない時間がはじまる 覚めた、夢から 描いた理想は遠過ぎて また、自己否定繰り返す私は 身動きすら取れないな 視界が暗くなる 落ち着かないな このまま逃げたなら、楽なのに 鉄の匂いだけが 正気保って 意味のない時間が続くの 君は宙を舞って、呼吸を止めて 僕を追い越した いつかの約束すら忘れそうだ 僕の勇気だって、奥で眠って 君を殺すんだ いつかの悪魔にすら 縋る様な果てさ
