サクラグラム

歌詞

薄紅色に染まる　並木道歩いたら 過ぎた月日数えて　君を思い出す 目覚めた緑達を まだ少し隠すように 舞い散る雪の化身　季節を跨いで いつでも隣合わせ 交わした日々のなかで 僕らは似たもの同士って 分かりあえているから 今でも道の向こうで 手を振る君のあの笑顔と 優しさが照らす 春の恵みのなかで　変わらずに 柔らかな日差しと　花びらめくる風 旅立ちの喜びは　どこか切なくて 掃き纏めた思いを　片隅にそのまま 知らずに過ごしたなら きっと僕じゃない いつでも背中合わせ 悩んだ日々のなかで 僕らは互いを守り 信じあえているから 今でも風の向こうで遮る 君のあの叫びが 迷い吹き飛ばす 春の恵みのなかで　変わらずに 散らばる花のように ささめく空のように 溢した涙さえ　僕らを輝かせる いつでも隣合わせ 並んだ道のなかで 春風ともに歩こう　巡り巡る明日も 今でも僕のそばで いつでも君のあの笑顔と 優しさが照らす 春の恵みのなかで　変わらずに 薄紅色に染まる　並木道を抜けて 訪れる季節へと　胸を躍らせて