<恋しずく 唄:若山かずさ> <詞:三浦康照 曲:大谷明裕> 傘を持つ手に しずくがひとつ 肩を濡らして またひとつ しのび逢う夜の 雨の道 ふたりの明日は ないはずなのに あなたについて 行けるなら 雨のしずくの ひと粒に あゝ なりたいの 遠くかすんで 墨絵のような 町の灯りも 泣いている 雨に淋しさ 抱きしめて 別れる運命と 諦めながら 愛した胸の 傷あとに 雨のしずくの ひと粒が あゝ しみるのよ 頬にこぼれる 涙の粒を 指で拭えば いとしさが 恋のしずくに 変るのよ 小雨に打たれて さまようふたり あなたについて 行けるなら 雨のしずくの ひと粒に あゝ なりたいの