Track by既踏峰
拙い情熱に 慌て 季節を走り抜けた まぬけな足跡も 時は やさしく塗り替えてゆく あてもなく彷徨い 涙を拭かず立ち尽くした 小さな手で触れる 青い影が今消えてゆくから 尽きない憧れに 疲れ果てて 怯えていた 長い時でさえも いずれ 終わると気付きながら 白い花に囲まれて 旅立つ日の煙のように 胸に強く刻む 青い影が今消えてゆくから 私を祝う 鐘の音さえも 知らないふりで このまま