カナリア

歌詞

唄う声をなくして 生きる痛みを知り それでもまた 君の街まで羽ばたくよ 人知れず溢すため息 宛もなく過ぎてく時間が いつもより切なくて 涙を浮かべてた 見上げた夕空でさえも悲しいよと 追いこせない雲が浮かんでいる うつむいた横顔を窓辺から眺めてた この部屋は鳥かごのよう 自分に嘘をついて 飲み込んだ言葉は 泣き空 砂のように崩れる 深く思い詰めた 空が蒼いほどに いつか夢へ続く話を 聞かせてね 本当は言葉にしたくて 取り繕うだけで疲れて 全部がもうどうでもよくなって 悩みなんて考え出したら キリがないと 途切れないあの空へ流せたら 何一つ迷わずにこの部屋を飛び 出した うつむいた顔をあげて 白い嘘がくっついた分厚い雲の下 冷たい雨に打たれながら いつかは雲が晴れて託された光は 雨上がりの街を包む虹になる 自分に嘘をついて 飲み込んだ言葉は 泣き空 砂のように崩れる 深く思い詰めた 空が蒼いほどに いつか夢の続きを また話してね ずっと君らしく