君を不幸にさせて しまいそうだと彼は そっと身をひき どこか遠くへ 行くよと言うの 窓辺にチラチラ あかりがゆれて とってもさびしい 彼の 彼の横顔 じっと黙っていては 背中向けそうな彼に どんな言葉を ここで言うのが いいのでしょうか 送らなくてもいいと ドアの向こうへ彼は なぜか冷たく 返事待たずに 出かけて行くの 心がキリキリ 泣いてるようで とってもさびしい 彼の 彼の姿が 古い鞄をさげて 歩きはじめた彼を 追って行くのが そして泣くのが いいのでしょうか 小雨がシトシト 舗道をぬらし とってもさびしい 彼の 彼の背中が それじゃ元気でいてと ぬれて言ってる彼に 熱い紅茶を いれてやるのが いいのでしょうか