地下鉄 A4出口を出たのは 秋口 ヒカリの地図を片手に あなたへ続く道 何もかもがよそ者を見るような街 私を出迎えた 迎えに来てくれた あなたの紺色のコートに 右半身をうずめるように歩いた道 ふたりの歩いたところから 色づいていったの ああ あなたの匂いがした ああ あなたの匂いがした あなたの街が好きになりました あなたの街を好きになりました 都電の B3出口を出たのは 春先 画面の地図を 片手に歩く風来坊 見知らぬ誰かが 慣れた足取りで追い抜いた ここは他人の街さ 商店街の 旗や小さなスーパーが あなたの街の それととてもよく似てたので 思わず立ち止まり 目をこすったら 風が迎えに来たわ あーあ、あなたの匂いがした あーあ、あなたの匂いがした あなたの街を思い出しました あなたの街を思い出してしまった 駅まで迎えに来てくれてた頃から 来てくれなくなるまで過ごした街 ああ あなたの匂いがした ああ あなたの匂いがした あなたの街がとても好きでした あなたの街をとても好きでした
