首吊り先輩がいる

歌詞

首吊りの先輩は 我が校の噂の一つ 「俺のことが見えるのか?」と君 「ホントに浮かんでんだね」とボク ずっと前の制服に 「なんで死んだの?」と尋ねりゃ 「逆にお前がやるなら?」と君 「えーっと」と 考えるボクの手元にゃ 薬や拳銃 (ナイナイ) 目立たない入水 (ナイナイ) グチャグチャんなるのも(ナイナイ) 首吊り 首吊り 青空の群青を背景に そのロープ揺ら揺ら軋んだ日は おそらく釘づけた目に 焼き付くトラウマの桜 青春の群像を最低に突き落とし ズタズタの傷んなった 凡夫の様 (ザマァ) 青ざめるその様 (ザマァ) 想像しただけで 悪くない死に様かなぁ 首吊りの先輩と いろんな事を話した 「お前も暗い奴だな」と君 「アンタに言われるとはね」とボク 何日もの時が過ぎ 笑い話の後フト 「俺ホントはいないんだ」と君 「はいぃ??」っと マヌケなボクは 青空の群青を背景に そのロープまじまじと睨んでみた 思い出したのは 君に 最初に会った日の桜 青春の群像を最低に生き延びて グダグダんなる前に この死に様 (ザマァ) 見せつけてやれザマァ (ザマァ) 想像したとこに 噂のアンタがいた お前みたいにアレな妄想が 上手い具合に俺を創造した だから死んじゃ困るんだ 生きるんだ お前は噂広めるんだ 今首吊りしてんのが親友よ? イマジナリーフレンド だってゆうの? do you know? 君だけだっちゅーのにボクにゃ どうすんの? 首吊り先輩がいなきゃ 友達?そんなの (ナイナイ) ましてや恋人? (ナイナイ) 生き甲斐 ヤル気も (ナイナイ) 救いも終わりも (ナイナイ) 孤独が最近 (ナイナイ) アンタのおかげで (ナイナイ) アンタがいないなんて(ナイナイ) 首吊り 首吊り 青空の群青を背景に その枝は揺ら揺らと揺らいでいた さようならなんて嫌だ 枯れる狂い咲きの桜 青春の群像を最低に突き落とし 我々を癒すような そんな過去無い (ナイ) 首吊りの君はいない (いない) でも君を消させない (ナイ) 語り継げば消えない (ナイ ) 想像力だけが アンタを死なせはしない