あたしってさ。 (feat. 初音ミク)

歌詞

兎角この世は残酷なのです 溢れる不条理と理不尽と苦難を 生き抜くために一寸 狡くたって仕方ないわ 笑顔で着飾って 愛嬌を餌にして 差し伸べた手はきっと 優しく映るでしょう? 「そんな仕草は卑怯だろ」…? 「誰も彼もがあたしに振り 向くように セカイが出来ているみたい」…? ‘‘天使みたいな悪魔’’ 飼い殺されてしまった心 蜘蛛の糸 かかる獲物のよう 蠱惑的 意にも介さないのに… 瞳の奥 見透かされている 不安な心 「‘‘覗かせて ’’なんて言わないで」 幻想(しんじつ)から零れた本音 (まぼろし) 涙にため息 これで変わらない世界はない 思い知ってよ ほら ね? ヒロインはあたし あなたじゃないの 尽かした愛想?頼んでないよ 酷いけどこれが現実なの あなたのことは覚えてるけど 覚えてるだけ いっそのこと蟠り絶って 楽になれば透明なまんまだ 番になんかならないわ 泥だらけの手で触れないで 梯子を外した意味を 濁る前に逃げ出した意味を ちょっと 考えればわかることでしょう あたし 喜怒哀楽に 愛も 憎も 見尽くしたから 分かったことは 生き抜くために一寸 狡くたって仕方ない あたし 喜怒哀楽に 愛も 憎も 見尽くしたから 忘れたこと そう今のあたしはまるで まるで… "天使みたいな悪魔… みたいな天使！" 飼い殺されてしまった心 あたしも もう あたしじゃないの この"応え" はきっと間違いでしょう… 瞳の奥 見透かさないで この心を "あなたの思うあたし"は まるで嘘の愛のキューピット ごめんね? でもね 白も黒も灰も 全部あたし? 見えているものと ホントのことって 違うことが 多いかもね 大事なことだからもう一度 "兎角この世は残酷なのです"