あの町この町 ゆらりゆられて 旅から旅への旅ガラス お前の住んでる村へも行くよ そこで聞こえる笑い声 なんにもなくてもいいから あなたの声だけ 僕のところへ届けておくれよ そしたらきっと みんないっしょに 唄い踊るよ 夜更けまで 浮かれ騒いで 涙を浮かべ 白粉塗って 紅さして 寂しくなんてないのさ あなたがいるだけで みんなとっても しあわせなんだよ どんな時も忘れないで 風のように消えてしまうから 小屋をたたんで 荷物を背負って 誰かが待ってる港まで行くから ここらで さよなら 行かないで ひとりぼっちじゃ 何もできゃしない あの町この町 ゆらりゆられて 旅から旅への旅ガラス あの村この村 峠を越えて 船をかついで都まで 港港を渡ってゆくよ 風にまかせて どこまでも