青い電車下って行くあの子を 連れ去ることもできずに 気づかれない様に切符と 一緒に改札へのみこまれていく 大雨イルミネーションと ぼやけていく幸せを思う 汗の匂いが生活に埋もれて きっと大丈夫になっていく 最寄駅に着く頃 生きる気力が尽きる頃 あの子は1人目を腫らして 眠れぬ夜を慰める 日を増す毎に僕の不安は 真っ青に染まって行く ブランコ靴飛ばし地獄行き 明日こそ使える魔法を覚えたい 青い電車下って行くあの子を 連れ去ることもできずに 揺られていく三番線 最寄駅に着く頃 生きる気力が尽きる頃 あの子は1人目を腫らして 眠れぬ夜慰める