咲けよスターチス

歌詞

朝日と触れ合う シーツを横目に 手を伸ばす 透明ランプシェード 歯みがき 止め結、 あと一日頑張れば 君に会えるから ずっと昔のこと 懐かしさ抱き締めて 今、そこに 情景が、体温が、匂いが、 困ったような 笑い方も 全部全部私の中に どうだって 疑いさえしないこと 息をする 浜辺のリズム 瞬き、振り向き そっと手を振る 季節外れ 日が暮れ 枕元涼し 一緒に描いたこの絵も 少しずつ上塗りされてく どうってことはない 別にどうってことはないんだ …嗚呼、 ずっと昔のこと 懐かしさに縋り付いて 今、ここに 情景(きみ)が、体温(きみ)が、 匂い(きみ)がさ、 笑っちゃうよな?流したくて 傘を忘れたふりをするんだ どうだって わかってたはずのこと 始まりは終わりの鐘鳴り それでも 今だけはどうか 同じ月を見ていて ずっと昔のこと 大切だったはずの あの場所も、時も、波打つ音も 渡しそびれたこの気持ちも ぜんぶ、ぜんぶ消えてしまうの? そうだって 疑えど進んだの スターチス、 咲けよスターチス！ ただ遠く 眩しく 笑ってみせて そっと手を振る