無意識か何か知らないけど 寝てるはずの君が僕をぎゅっと 掴むのが愛おしくて 起こしてしまいそうなほど思わず ぎゅっと握り返す 愛してるを言うのは愛してるを 聴きたいから? 足りないものなんてないよ 君みたいだとすれば 満月に見える小望月 そんなに興味がないものも 君が好きだと言えば僕も 触らない手はない 「少し貸して」 それが大したことじゃなくても 同じ空気に触れたい 愛してるの一言 どこまで伝わってるの 言いすぎてもまた違うのかな 僕みたいだとすれば 満月になりたい小望月 ぬけだせるはずもないよ 僕の思いは膨らみながら 細口瓶の中 君みたいだとすれば 満月に見える小望月