果てしないこの空の機嫌をそっと 奏でるギターに のせて君は ずっと笑いかけてた 僕の肩にもたれながら そっと真っすぐのロードを走り 太陽を追い続けて ムードミュージックに 酔いしれながらあのビルの 反射に向かってく それはまるで 君への僕の想いみたいだ 君がここを去った前見た飛行機雲を 一人で眺めると、 たまらなく僕の顔中を濡らした 君に最後にあった日はこんな曇り 空だったよね あの君が空に飛び立った事を 未だに信じられない 今でも隣に君がいるようで 全てが君のぬくもりで埋まっている 気がしてるんだ 君に届けたかったバラードだけを 残して 君との時間を絵葉書にして花束と 共に送るよ 「ありがとう」って言葉を 言えぬまま 僕は一人君の家の前で立ちすくんだ 形にならない思い出をずっと 僕の中に吸い込んで 忘れずに この想いを君への永遠として色を 塗りかけ そして空に 「愛してる」って君に届けたいのさ それは曇り 空のバラードのようだった