事の発端はディープ、 出した笹本のアルバム ラップ好きの芸人が集まる イカれた漫才師、2MCオッパショ石 それとたんぼ、 フリースタイルの腕利き 食らいついてきたKing Boy カワサキフィリピーノ 巻き込まれ事故、 村田a.k.aポイント スクラッチには尊敬するYaggy-Tと そんなメンバーで まずは始めたアピールを それを見てた吉野、 北九の一人っ子 芸人でラップ好き、共通点、以上 楽曲制作が始まるそれ以降 毎月作る一曲一曲 ついにアルバム投下、全員銀河 再び敢行した久々のリリパ 空白の1年間、裏で繋がっていた ついに姿を表したガクヅケ木田 特別参加、くるまFSDO まあまたフラッと ラップしにきてくれよ 俺も仲間に入れてくれって 言ってくれてありがとう 11番目の男つるまる登場 ピースにはピースで開け放つ玄関 ラップしたいメンバーで 気付けば大船団 船はツギハギオンボロ、 イカリを上げろ あとなぜか いつもいる現場にはわせお 元々一人、んで今も一人 合計十数個の一人が集まり 湧き出る言葉をネタに注ぎ込み こぼれた一滴が音に乗り キック、スネア、 ハットが与える付加価値 それは仕事終わり、寝静まった街 ヒップホップの薄皮に触れる夜は 深まり 俺が孤独に紡いだ音の連なり 別にこんなもんなくたって 勝手にやってた それぞれが それぞれの表現を行ってた でもいつの間にか交わった 道の交差点 短い人生だろ、楽しもうマイメン 別にやらなくたって 良いことをやる 自分たちのための勝手な音楽 同じHIPHOPが好きな若手芸人の会 これ以上分かりやすい言い方は 見つからない いつかのTBSラジオ ライムスター宇多丸の ウィークエンドシャッフル 曰く「ヒップホップは 今まで語る術を持たなかった 若者たちにリリシズムを与えた」 と 喜怒哀楽の1つ目と4つ目を 剥がした中身、普段はオフレコ オチがつかない感情に浸す両腕を 冗談にならないから気をつけろ 楽屋と舞台袖の 僅かなあいだにあいた 隅っこに降り積もる毎日毎晩 転がったほこりまみれの言葉に 俺が光を当てよう さあくらいな 芸人のガチなラップは寒いか? でもな、ヒップホップは ジャンルじゃなくてカルチャー コメディアン レペゼンするそれぞれの立場 言っとくけどやめる気はないぞ、 悪いな 理解できないあなたがた、 ごもっとも そもそも世界は グチャグチャの混沌 だからこそ、 いびつな半端者がいれる環境も 探せば少しはあるってこと どこ所属で、 どこの人が出演者の半分とか 訳分かんねえルール云々かんぬん でもどんな決まりにも 抜け穴はある 発展は止まらない イタチごっこを続けよう いつまでも黙らないこの音で 未だ見ぬ仲間たちに贈る愛と尊敬 誰がラップしたって 良い時代の証言 共感したって奴はつかめこの腕 こいつらの生活は いつもタイトロープで 傷口を隠して笑いを届ける 歩いてきたこの道の上の先の光景 どうせなら見てみようぜ 決して譲れないんだよ、この美学 ハレとケの隙間でスキルを磨く 素晴らしきロクデナシたち それは、どこにでもいる ベースの果てに見た 譲れねえよ、この美学 終わらない放課後の幕が開く 素晴らしきロクデナシたち 俺達にも届いたベース轟く 若ヒ同イズム