冬の陽だまり

歌詞

エンドロールが終わり、 館内にも灯りが点いて 慌てて手を放し、 君の横顔見ながら立ち上がる。 「今日の映画はどうだった？」 いつもの様に問いかける、 君は瞳を潤ませて。 「二人の愛は切なかったね。」 （何言ってんだ。） 「それじゃあ、 次はコメディーがいいかな？」 （そりゃ違うだろ。） こんな二人の他愛もないお喋りと 同じ様な会話が、 あちらこちらで熱く語られる 昼下がりの公園、 いつもの様に手をつなぎ 落ちた枯葉を踏む音を聞いて、 いろいろあったと思い出す。 梅や桜の花を見て季節の流れを 感じたり 土砂降りの中デートした ひとつひとつのシーンにそれぞれ 思い出 いつもいつでも君と二人で 笑顔でいられれば それが僕らの小さな幸せ、 道行く人等も きっと同じ様な思い出、 胸に抱いてる 小さなベンチの陽だまり、 かわいい子猫が眠ってる 君は思わず駆け寄り、隣に腰掛ける あなたも早くと呼んでいる、 笑顔を一杯振りまいて 君の弾ける笑顔で僕は幸せ感じてる 小さなベンチの陽だまり、 かわいい子猫を見つめてる 君の優しい眼差し感じ、 子猫も目を開ける 冬の冷たい北風、子猫が「みゃあ」 と鳴く、 君は子猫に手を差し伸べ、 優しく抱き上げる ゆっくり流れてく、冬のひと時 こんな、 静かで贅沢な時間をありがとう 君と出会い一緒に過ごす時が 長くなるほど 人にやさしくなれる様に 僕もだんだん変わってく 小さなベンチの陽だまり、 かわいい子猫が眠ってる 君は思わず駆け寄り、隣に腰掛ける 小さなベンチの陽だまり、 かわいい子猫を見つめてる 君の優しい眼差し感じ、 子猫も目を開ける 冬の冷たい北風、子猫が「みゃあ」 と鳴く、 君は子猫に手を差し伸べ、 優しく抱き上げる