雪被った君 皮被った僕は 恋するいけないサンタ 1人ならイけるのにね 12月ひとりぼっち 聖なる夜なのに あの子は振り向かないし プレゼントもケーキもない 布団にくるまって ズボン擦っている僕じゃ 雪にもあの子にもふられないかな? 君は白い雪降らす 泣きそうな僕は白い液を出す いけないサンタ トナカイもブーツもない 真っ赤な衣装もないけれど 袋ならあるからさ せめてカラにしようか いくら叫んだって 僕が振り絞った雪は きっとあの子には 積もらないでしょ? 僕は白い息揺らす 消えそうな君は白い駅で待つ イケてる誰か 街を染めて 君を汚していく冬の魔法 赤く染まった頬は 白く濁って誰かのものに きっと僕は何組でもないから 夜だけ明かすのさ さよなら君と初雪 今夜は一人で白い液を出す いけないサンタ 僕の初雪はあなたでシた