袖口

歌詞

いいよそのままで あとでやるから置いておいて 早く行って 私の袖口の方を 袖口の方を いつまで見てんの 溶けることのない 美しい魔法はどこか呪いにも似て 君を変えちまう 「よく分かんないよ」 「僕は変わんないよ」って なんで真顔で言えんのさ 「二度とない今日」 とかっていうフレーズ 言うたびに僕だけ貧しくなるの もういいよ忘れて 君は憂えず 君は憂えず 豊かでいてくれ よく晴れるね 机の上に置いてあったあれ、 捨てとくね よくない?もう 「これじゃ足りないよ」 「これじゃ足りないよ」って いつまで言うんだろう いいかいよく聞いて 君が探していたようなものを あの狭い部屋でいくつも見たよ どれだけ違っても どれがどう違っても いいからひとつだけ選びな 「二度目だったら どこから変える? 卑しい僕の何かを君が 変えてくれる?」 もういいよ、ここらで 傷は癒える 傷は癒える 望まなくともね