雨が 叩く ホテルの窓の向こう 煙る 街は マボロシみたい 何が 本当? どこからあなたの嘘? 吐息 背中 どちらでもいい Ah 切なくて このまま落ちていく いけないこと Ah 白いシーツ滲んだ 赤いワイン 濡らした 苦しいくらい 愛しいくせに あなたの名前は呼ばない 微かに開く 唇塞ぐ 言葉より口づけを 指が 触れる 予感に髪が踊る 何を しても 許してあげる 秘密 此処で 束の間の紡ぎ逢い 腕の 時計 外したままで Ah 哀しくて あなたを独り占め していたいのに Ah どうして私は あなたのものじゃないの 苦しいくらい 優しいくせに あなたは笑ってくれない 甘いささやき 狂おしいほど 咽び泣く この部屋で あなたのことなら 誰よりも知ってるのに この部屋を出た後は 誰よりも他人なの 苦しいくらい 逢いたくなると 着信二回残すから 雨に煙った いつもの場所で いつまでも待っているわ 苦しいくらい 苦しいくらい きつく抱き締めて欲しい 二人の秘密 二人の刹那 求め合う マスカレード