冷たい嘘をついて 心凍らせてしまうくらい 優しい目をしないで せめて儚いキスで終わらせて 子供じゃないから もう何も教えてくれなくてもいい 曖昧な感情が溢れ 呼吸が出来ない ねぇどうして ねぇどうして あなたはいないの? 何度も 何度も 一人叫んで 何も もう何も 他には要らない あなたの心が手に入れられるなら 形のないものを欲しがるなんて 私らしくないのにね 消えない傷のような 甘く狂おしい記憶 激しい痛みさえも あなたに結びついてしまうから 心の隙間を 満たしてくれるものを求めていた 現実と空想の間で もがいて彷徨う ねぇ 分からないの まだ 本当のことが どんなに そうどんなに 傷ついても構わないから 聞かせてよ ねぇどうして ねぇどうして あなたはいないの? 何度も 何度も 一人叫んで 何も もう何も 他には要らない あなたの心が手に入れられるなら 形のないものを欲しがるなんて 私らしくないのにね