甘いあの接吻 今は誰を酔わす 愛を せがむ濡れた 瞳は誰を映す 紅く塗った爪は 誰の背中這うの 求めすぎた夢が あなたを苦しめたのか 揺れる ダイアモンドのような 街の光みつめ 華奢な肩を きつく 抱き寄せたあの夜 壊れるほど 夜明けまでの 旅を 今は誰とゆくの いっそ嘘の日々に もう一度 戻れたらと 思う こんな気持ち あなたは 笑うだろうね いつか 終わるはずの恋だと わかっていたつもり 大人だから すぐに忘れられる 恋だと 思えたのに 甘く匂う髪は 誰のためにとくの 苦い蜜の味を あなたは 愛と呼ぶの