映り込む雲間の日差し 眩しさに足元を見た なんと淡く薄い影だろう それでも生きてら 広げる右手 握る左手 傷跡は描きたくない 最低まで転げ落ちたら 有名になるの? 犯罪者のモンタージュが 街中貼られている これ程まで濃い影ならば 傷付かないの? 僕はどうだ? どれぐらいだ? 何度も睨むカーブミラー 空欄に書くバツ印 眠たさに顔を叩いた なんと浅く細い日々だろう しぶとく生きてら しかめる右目 閉じる左目 悲しみは繋ぎたくない 最高まで登り切れたら 幸せになるの? 成功者をワイドショーが ひたすら讃えている これ程まで深い日々ならば 悲しまないの? 僕はどこだ? どの辺りだ? 何度も眺めるカレンダー <♪> なんと淡く薄い影だろう それでも生きてら なんと浅く細い日々だろう しぶとく生きてら 最低にも最高にもなれなくていいさ 影を睨んで 日々を眺めて もう一度描いてみるよ もう一度繋いでみるよ