ハリ

歌詞

今　誰かがくれた 君の話ならいらない 君だけ知る物語 数えた指は開けばほらまた６から 始まる　指切りげんまん 嘘つけど針はもう飲みきっただろ？ ただ　ただ　立ち尽くしてた 疲れて　休んでた つもりだったんだ ほら　また　追い越されてく 「あの人は何も知らないだけなの」 あの日に交わしてしまった 約束破ることすらしないまま 終いには　忘れたフリをして 針を１本ずつ 飲み込んでいた僕ならもう 痛みは慣れた声は枯れた なのに　溢れる涙を止めて 今　誰かがくれた　僕の　話だけ 知らない　間に　歩き出して 貼られてた　名には そぐわないような くすんでた 自分が「また会おう」って 見慣れた下手くそな笑顔で手を 振った 「知ってた　こんなもんだって」 知らない人が笑って 首根っこ　掴まれて また遠くで見られているような 放し飼いの僕は ずっとずっと泣いていて まだまだ　手は開けるよ もう１度　約束をしよう ただ　ただ　破っても いいから　手は　離さないで 死んだ魚は 今　あなたがくれた　言葉の数だけ 生きてる　ただいま　この物語 さよなら　数えていた　指なんかは いらない　掲げて　拳になった 指された指でも　約束の指も 囚われた僕ならもう　飲み込んだ 悲しみ　ほど　心地よくて 幸せほど　残酷で 蔓延る嘘は綺麗で 下手でも笑えだ、なんて