引き止めないで 帰る私を 香りも消して行くわ いつも自由な火の鳥のように ずっと生きてきた 誰かの腕で眠りについても 見るのは遥かな夢だったのに La Liberte 不思議だわ さざめいてゆく Ma Liberte あなたへと地上の愛に崩れそうよ 私は「女」ほかの呼び名を いまは欲しくないのに せつなさだけが熟してゆくの あなたに逢うたび 深い双眸が私を惑わす 小指の先まで愛が走るの La Liberte いのちごとあなたに溶けて Ma Liberte めくるめく時間の間に流されてく だけど私は鳥よ 生まれ変わる前はきっと La Liberte この背中 証しがあるわ Ma Liberte わかるでしょ? ふたつのほくろ翼のように だからあなたがそこに触れると 見えない宇宙へと私は舞うの La Liberte 止まり木のあなたの胸で Ma Liberte ひとときの夢に抱かれて La Liberte いつかまた還ってくるわ Ma Liberte しなやかに羽ばたきながら La Liberte いつかまた還ってくるわ Ma Liberte しなやかに羽ばたきながら