僕はピアノの前ではいつも 本当の話は歌にならなくて あなたがいないこと きっとどこかにいること 信じて言葉にしなかった 瞼を閉じ息を止めても 胸の奥で誰かが叫んでいる どんな言葉 どんな声で語ってたの 教えてほしい 瞳の中の銀河をぬけ 記憶を越え あなたに会いにゆけたら 汚れた空気が僕を変えたのか 自分自身を見失いかけた時 残してくれた言葉を集め この狭い夜空の下で あなたの星を探してた どんなに大きな声で 呼んでも風さえ止まったままで 逃げられない 押し寄せてくる 時の波に飲み込まれる前に 飛び込んでいけ 立ち止まるな 頬をたたき自分に言い聞かせた 夜空にひとつ星が光る 逃げられない 押し寄せてくる 時の波に飲み込まれる前に 飛び込んでいけ 立ち止まるな そんな言葉僕には聞こえている でももう一度 包み込んで 僕のすべて あなたの優しさで 瞳の中の銀河をぬけ 記憶を越え あなたに会いにゆけたら