もうじきに もうじきに 春が来るんですね もうじきに もうじきに 春が来るんですね あなたにとって私など ただの心の道草でしょう 寒いポッケで二人の手 あたためたのも おとぎ話ね 冷たい人ね くちづけてても あ~あ 肩越しに遠くを見てる どこか乾いたあなたの胸を 涙でそっと濡らしましょうか もうじきに もうじきに 春が来るんですね 恋人たちの街角を 耳を押さえてただすり抜ける あなたの腕に抱かれてた 思い出だけに怯える私 冷たい人ねサングラスへと あ~あ 街影を写したあなた 古いブーツを投げ出すように 私の心をつけるのでしょう 冷たい人ね冬のコートを あ~あ きせかける無口なあなた 見せかけだけの春が来たって 風が体を吹き抜けるでしょう もうじきに もうじきに 春が来るんですね