アスファルトに赤く 点滅するシグナル 走りだしたあなた 靴が痛む私 そして 薄墨が滲む 遮断機に 夏の雨に 線路の向こう側 傘を回し 恋に灼けた瞳は 何を見るの? どんなに遠くても 点滅するシグナル 違うくせに似てる 違うから探してる そして 迷子の街で 今日もキスをする ひとりだけじゃ 1/2の 永遠を 抱きしめて 濡れたブランコを 空に漕いで 傾斜させた世界に 何を見るの? 胸の辺り青く 点滅するシグナル まだ二人の恋は 踊るよと教えてる そして 光の河を 夜へ泳ぎだす ひとりだけじゃ 1/2の 小説を 綴りあい 痛むほど 愛は膨らんでゆく 夢を軋ませて ひとりずつの 1/2の 永遠を 絡ませて 痛むほど 愛は膨らんでゆく 夢を軋ませて ひとりずつの 1/2の 永遠を 絡ませて