何杯目なのか空けた コンビニの駐車場 重すぎる夜 やけにか細い月 天国まで転げ落ちたいキャミソール 傘をさしてた ずぶ濡れた気分で やり場のない稲妻 撃ち落として 土砂振れ気が晴れるまで 君の手を離さないぜ レモンイエローのカマロで モヤついた真昼の雲の残骸を 蹴散らしにいこう 帰る場所は辿り着きたくない場所 薄まっていく意識と缶ビール シャツが張り付いた ミミズが鳴いている 守るべき時間は とっくに過ぎたあと 行き場のない2人は流れ星さ 自嘲的に笑った 君の手を離さないぜ レモンイエローのカマロで モヤついた昼の雲の残骸を 蹴散らしにいこう 今コンビニの前から 盗み出したこのカマロで 終わらない夜 地球を反対に星の速度で回るだけ そう回るだけ