あの空の向こう側は何色だろう 小さな部屋の中で想像してた 朝がきても痛みは残ったままだけど 消し忘れた灯りのように未来はまだ 静かに点っている 窓の外覗いた望遠鏡 今も鮮やかに映してくれるのなら 青い空を越える羽は僕にはないけど 行くよ もっと遠く遠く 自由に歩いていけるから 広い世界を見て長い時間を 巡っていく それはきっときっと素敵な 物語探しに行こう 例え立ち止まっても始まりの時を 忘れないように いつも頬に描いた ニセモノの涙もいつの日にか 本物になって明日の風に吹かれて 乾くだろう 羽はまだなくしたままだけれど 殻の外に踏み出すことを決めたんだ 白い地図に描く夢の座標を 確かめ合って 僕は歌う君が迷わず 進んでいけるように 長い旅の果てにどんな答えが 出たとしてもそれはきっときっと間 違いじゃないんだよ 探しに行こう いつかたどり着いたらお互いの傷を 見せあって笑おう