螺旋のような冬を抜け 見えなかった視界が開いていく 君の光で 散らばっていった想い でも 僕らそうさ また引かれ合っていく 温もりを知ってるから さぁ、ほら 春は、来る 止まってしまった僕らにも 今、もう一度 此処からはじめよう 全瞬間 煌めいていく 君を探してたから 暗闇の先で やっと触れ合えた いつかみたいに たった一人では 意味を成さない僕らに 名を付けよう 星と星を 繋いだら 離れないような 螺旋のような冬の中 仕舞い込んでいた 期待が広がっていく 言葉も、感情も、声も 要らないくらいに 振り返って フラッシュバックした苦い過去も 閉じ籠って 塞ぎきってしまった想いも 時が経って 緩まって 解けたんだ いつか通り きっと、新しい世界へ 捲れていく 全瞬間 揺らめいていた 彷徨いながら足宛いては 信じ続けてた 自分のことさえ解らなくなって たった一人では 意味を疑った夜も 君はただ、手を伸ばして 僕の手を引いてくれていた モノクロームな世界に沈んで ひとひらの花びらを待ちわびた もう駄目だ、と何度も躓いた先に 僕ら今、立っていて 誰もが知らない未来に 僕らさえ知らない僕らがいたんだ 失くした分だけ拾った 想いを失くさないように 煌めいていく ずっと今日を探してたから 吹き抜ける風に そっと揺られては踊る鼓動だ たった一人では 意味を成さない僕らに 名を付けよう 星と星を 繋いだら 迷わないよう 何処までも物語の続きを 今、迎えに行こう 何回も、再会を願ってた日々が たった今、はじまった 僕らの光