ふとした瞬間 浮かんだ 君との思い出たち 繋いだ手のひら 離れて 君のぬくもりが遠くなっていく あの時へもう一度 戻れるのなら どんな言葉を伝えるだろう 「ごめんね」 「ありがとう」 「大好きだよ」 ああ もう切なくて 君の笑顔や仕草やクセも全て ああ、好きで 好きだったよ それでも 独りよがりで 大切に 出来ているつもりになってたね 一緒に並んで 歩いた ふたりの思い出たち あの頃 咲いてた桜も 今では木枯らしに震えている あの時はもう二度と戻らないから 沢山の後悔はあるけれど 「ごめんね」 「ありがとう」 「好きだったよ」 幸せになってね 君の笑顔や仕草やクセも全て 愛してた 愛してたよ それでも 君と出会えて良かったと 思える恋にしていくから 本当は辛くて苦しい 離れたくはないと 言いかけた 口を両手で塞いで 隠した涙… 月が照らした決意を胸に抱き 立ち上がり 前を向いて進むよ 忘れない日々を 思い出を いつまでも決して忘れない